牛の歴史


日本に牛が入ってきたのは紀元前9〜紀元300年の間で 朝鮮半島から渡ってきたと言われてます。
食用以外にも 農耕 運搬 神事のいけにえにも使用されてました。
仏教伝来により 食肉禁止令が出て だんだん食べられなくなったようです。
牛車を引いたり 農耕用として使用されてましたが
ペリー来航で大きく変わっていきます。
外国人の居留地で牛肉が食べられるようになり
明治時代になると 廃用牛を用いて牛鍋やスキ焼が食べられるように。
このころ シメンタール エアシヤー ホルスタインなどの外国種が輸入され
外国種と盛んに交配されました。
しかし この雑種牛は 農耕に向かず 肉質も悪く評判も悪いものでした。
大正時代になると 乳用種と肉用種が完全に分かれました。
この後 淘汰が進み 昭和19年に和牛3品種は固定された品種になりました。
戦後 日本飼養標準というのができ 
若齢肥育の目標体重は18ヵ月齢で500kgに変わり、さらに550kgに。
理想肥育は 24ヶ月で齢650kgに変わり、さらに720kgに改められ、現在は670kgに。
こうして 現在の形になりました。